ドライフルーツ事業で起業されているおかたむさん。起業までの道のりは手帳とともに歩んだと言います。おかたむさんが手帳をどのように使っているかお伺いしました。

《Profile》おかたむさん
元気を届けるドライフルーツ事業を展開。会社員を14年したあと、ネットショップを起業。
ご自身曰く、”諦めの悪い人生”。営業成績ビリからの社内MVP表彰、英語ダメだったところからアジア地域での表彰、大黒柱で会社員辞められず起業し、廃業寸前になりながらもクラウドファンディングで227%を達成。
家族構成は夫と3人の子どもたち。ワンオペの大黒柱ママ。
手帳に夢と日付を書いておく
―― これまでも手帳を使われていましたか?
手帳は10年くらい使っています。2018年までは一般的なビジネス手帳、2019、2020年は陰山手帳を使っていました。2018年は3人目の子どもが生まれた時期で、上の子は小学生、真ん中の子は保育園、下の子は赤ちゃんと、子どものスケジュール管理が難しくなってきたので、フリースペースで沢山書ける陰山手帳に変えました。
手帳は家族と仕事のスケジュール管理、仕事の議事録、読書メモに使っていました。
―― 自分軸手帳はどのように知りましたか?
2019年秋に運営メンバーのようこさんに出会いました。彼女が「手帳が自分を未来へ導いてくれる」と言っていて衝撃を受けました。
そして「この人に学んだら手帳をもっと楽しんで使えるかも」と思いました。
ようこさんに会ったあと、手帳が持つ可能性に興味が湧き、自宅の本棚に眠っていた『一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法』という本を読み返しました。
その本で紹介されていた『人生・夢ピラミッド』(人生でやりたいことを分野別に書き、自分の夢でピラミッドをつくる、というもの)を自分なりに書き、それらに日付を入れ手帳のスケジュールに書くようになりました。それが初めて手帳に夢を書いた時でした。
そこからしばらくは、はろこみ(尾石晴さんをハブとしたワーキングファザー・マザーのコミュニティ)内にようこさんが設立された手帳部で、毎月自分の書いた手帳のシェアをしていました。
ようこさんとその部員の方々が手帳を製作されると聞き、間違いなく素敵な手帳になると思い、自分軸手帳を購入し、手帳部にも入りました。
手帳が導いてくれた起業への道
―― 起業までの道のりを教えてください。
話は自分軸手帳を使う前になりますが、2020年4月のコロナ禍で在宅ワークをするようになり、自分の人生を考えるようになりました。
これまで心の中にあった”起業したい”という気持ちを前倒しに。
”会社をやめる”と手帳に書いていた隣に6月の日付を入れ、実際に6月末に会社を辞めました。
―― すごい行動力ですね!会社を辞めた時は事業の構想はあったのですか?
実は具体的なプランはありませんでした。アフリカに関することで起業したいと考えていて、貿易関連の会社に勤めていたので、何かを仕入れて売ることはできるかもと思っていました。
そこでドライフルーツに出会いました!
―― チャレンジングですね!
仕事を辞めたあとの7-9月はさまざまな起業セミナーに出ていたのですが、このままでは準備のみで終わってしまうと思い、10月の自分の誕生日に開業届を出しました。これも手帳に書いていたことでした。
―― 手帳に夢と日付を書くことで叶えているのですね。
手帳で加速する行動力
―― 自分軸手帳はどのように使っていますか?
2021年から自分軸手帳を使い始めています。
これまでの手帳との変化は手帳を開く頻度が上がったことです。やりたいことを書くだけでなく、具体的な行動に落とすことができ、行動力が多くなりました。
詳しいことはお見せできないのですが、事業でやりたいこと、どんな商品を仕入れたいかなど、事業の具体的な内容を「足し算のワーク」に書いています。

―― びっしり書かれていますね。
「引き算のワーク」では、やめたい家事や日々のことのほぼ全部をやめることができました。
―― 例えばどんなことでしょうか?
毎日着る服を迷いたくないと思っていました。そこで着る服を「アフリカ布の服を着る」と決めることで服の選択に意志力を使わなくなりました。
他のことに意志力を使えるようになり、仕事の生産性に反映されていると感じています。

自分軸で使う自分軸手帳
―― 自分軸手帳をご自身なりの使い方もされていますか?
ウィークリーページには毎日の振り返りとしてやったこと3つ書いています。良かったことを3つ書いている方も多いと思いますが、夜の疲れ切った時間に手帳を書くときは、良かったことが思い浮かばないこともあり、やったことにしました。
自分にとっては事実の方が書きやすく、ダメな日はダメなことをそのまま書いています。少し時間が経って見直すと、冷静に反省でき、赤ペンで次はこうしようと書くようになりました。
振り返ることで同じ失敗を2回しなくなりました。
―― 手帳が書いたことをそのまま受け止めてくれるのですね。

過去と未来をつなげてくれる手帳
―― 自分軸手帳を使っての変化はありましたか?
3つあったと思っています。
1つ目は、手帳が好きになったことです。家では手帳は開きっぱなし、出掛ける時も肌身離さず持っています。
スマホは寝室に持っていきませんが、手帳は持っていくほどです(笑)
2つ目は、書くようになったことです。
頭に思い浮かんだことを書くようになり、書くことが習慣になりました。
自分軸手帳と一緒にノートを入れており、ビジネスのアイデアなどを書いています。
ノートにビジネスアイデア等を書き、実行するために手帳にスケジュールを切って行動に落とし込んでいます。 実現までのアクションプランを細分化し、逆算してそれぞれやる時期を決めます。そして、そのファーストステップを含め手帳のスケジュールパートに落としこみます。こうすることで、忙しくても手帳が実現までの道を教えてくれるようになります。


3つ目は、決断しやすくなったことと、決断が早くなったことです。
自分のトリセツや各種のワークなどを通じて自己理解が深まりました。
ミッションステートメント、やりたいこと、やめたいこと、自分のトリセツなどを手帳にすべて書きだしているので、自分の大切にしている価値観に沿って、色んな決断をできるようになりました。
人生のミッションにつながっているかを意識できるようになり、過去と未来がつながっていると感じます。
これまではなんでこれをやっているか、納得できていませんでしたが、今は未来につながる行動で生きられるようになりました。
―― 手帳が過去と未来をつなげてくれているのですね。


―― もし自分軸手帳がなかったらどうなっていたと思いますか?
めちゃくちゃ困る!!!
自分の声に耳を傾けられなかったと思います。
手帳=自分と向き合う時間です。自分を俯瞰してみられないと、頭の中のごちゃごちゃしたままで、目の前のことに振り回されていたと思います。
自分を変えたいと考えている方へ
―― 最後にどんな方に自分軸手帳をオススメしたいと思いますか?
2つのタイプの方にオススメしたいです。
1人目は、自分を変えたいけど、どこからスタートしていいかわからない方です。
自己理解本などもありますが、本を読み込んだり、1人で膨大なワークや質問に取り組む必要があります。一方、自分軸手帳のワークは、質問もシンプルで答えやすいものが多いです。わからなければ手帳部があるから聞けますし。
手帳のワークに取り組みながら、少しずつ自分が心に蓋をして生きてきた想い、ワクワクする時間を取り戻し、未来に繋げていってほしいと感じています。
2人目は、何でも自分で抱え込んでしまう方。かつての自分自身がそうでした。
自分軸手帳部では同じ手帳を使った仲間に出会えます。イベントやもくもく会などで同じ時間を共有でき、いろんな方々の手帳の使い方を知ることで自分の幅が広がったと感じます。
例えば、手帳=文字と考えていましたが、最近では絵を取り入れたり、ビジュアルがわかりやすいマインドマップを取り入れたりしています。
―― 自分軸手帳部を通じて手帳を使う幅が広がっているのですね。
最後に
手帳にやりたいことと日付を書いていて、それを実際に叶えているおかたむさん。その決断力と行動力に感銘を受けました。
手帳を使うようになって「手帳と通じて過去と未来がつながっている」と話してくれたことが印象的でした。
アフリカの太陽のように明るいおかたむさんからお話を聞いてわたし自身もパワーをもらいました。今後のご活躍を応援しています!


