
自分軸とは?
「自分軸」とは、自分の価値観や信念をもとに意思決定をする考え方のことです。
他人の意見や社会の空気に流されるのではなく、「私はどうしたいか」を基準に行動できる状態を指します。
日常の中では、仕事・子育て・人間関係・暮らし方など、あらゆる場面で選択が求められます。
そんなとき、他人に合わせるのではなく、自分にとって納得のいく選択ができるかどうか──
それが「自分軸があるかどうか」の違いです。
この記事を読むとどうなる?
この記事では、次のことがわかります
- 自分軸の正確な意味と、他人軸との違い
- 自分軸がある人の特徴と、手に入れられるメリット
- 実際に自分軸を育てるための3ステップと日常での実践例
「自分の気持ちがわからない」「他人の意見に振り回されがち」「選択に自信が持てない」
そんなモヤモヤを感じている方でも、読み終えるころには、“私にとって心地よい選択”が見えてくるはずです。

なぜ今、自分軸が大切なのか?
SNSや情報があふれる現代では、他人の価値観に触れる機会が非常に多くなっています。
便利で刺激的な一方で、「みんながそうしているから」と無意識に流されてしまい、自分の本音を見失いやすい環境でもあります。
たとえば:
- SNSで見かけた“丁寧な暮らし”に憧れて無理をする
- 周囲と同じように働き方・子育て・キャリアを選ぼうとする
- 誰かの「正解」を追いかけて疲れてしまう
このように、自分の感覚よりも「どう思われるか」が優先されてしまうと、迷いが増え、ストレスも増大します。
一方で、自分軸を持っている人は:
- 判断の基準がブレないので、選択に納得できる
- 他人と違う選択でも自信を持てる
- 自分のペースで行動でき、結果的に行動力も高まる
というように、外側に左右されにくく、自分らしく生きる力を持てるようになります。

他人軸との違いとは?
「自分軸」と「他人軸」は、意思決定の出発点が違います。

自分軸を持つメリット
● 自己肯定感が高まりやすくなる
「自分で選べた」「自分に合った選択ができた」という小さな積み重ねが、自分に対する信頼につながり、他人と比べずに自分を認められるようになります。
● 選択に迷わなくなる
正解がひとつではない時代に、「私にとっての正解」を持てることは大きな力です。
選ぶ基準があると、情報が多くても混乱しにくくなります。
● メンタルが安定しやすい
自分の感情に気づき、自分にフィットした選択ができると、無理や我慢が減り、自然と気持ちも整っていきます。
● 行動力が上がる
誰かの後押しがなくても、「自分がやりたいからやる」と思えるようになり、迷いや先延ばしが減っていきます。

自分軸を育てる3つのステップ
── 日常を「自分を主語にして」選び直す習慣
ステップ①|自分の「心が動いた瞬間」を見つける
── 感情の奥に、あなたの価値観が眠っています
自分軸を育てる第一歩は、「自分の価値観」を知ること。
でも、いきなり「あなたの価値観は何ですか?」と聞かれても、答えるのは難しいですよね。
だからまずは、“心が動いた瞬間”を見つけることから始めてみましょう。
▶ 実践ワーク
- 今日1日の中で「嬉しかった」「イラッとした」「落ち着いた」瞬間を3つ書き出す
- そのとき、何がそう感じさせたのか?を言葉にしてみる
- 出てきたキーワードから、「私が大切にしたいことって何だろう?」と探ってみる
ステップ②|「こうしたい」と思う感覚を言葉にする
── 他人の正解じゃなく、私の感覚を軸にする
私たちは日々、たくさんの「〜すべき」「〜した方がいい」に囲まれて生きています。
でも、自分軸を育てるためには、“私はどうしたい?”という視点を持つことが大切です。
▶ 日常でできる問いかけ
- この選択は、誰のため?私はそれを望んでる?
- 「やらなきゃ」と思ってるけど、本当はやりたくないこと、何かある?
- 「自分にとって心地よいと感じる」って、どんなとき?
ステップ③|小さな「整える習慣」を日常に置く
── 行動にうつすことで、感覚が育つ
頭では「私はこうしたい」とわかっていても、実際の行動に移せなければ、自分軸はなかなか根づきません。
だからこそ、日常の中で“自分で選んで整える”習慣をひとつでも持つことが、軸を強くしてくれます。
▶ できること:
- 朝の支度の中に「今日はどんな気分で過ごしたい?」と問いを入れてみる
- 夜寝る前に「今日、どこが自分らしく選べた?」を振り返ってみる
- スケジュールに「休む」「余白」「自分と向き合う時間」を“意図して”書き込んでみる

まとめ|「私はどうしたい?」と聞ける自分になる
自分軸とは、誰かの理想になることではなく、「私はこうありたい」「これはやめておきたい」と感じる、自分の感覚に正直になること。
それは、劇的な変化ではなく、小さな問い、小さな選択、小さな整えの積み重ねの先に、自然と育っていくものです。
手帳を使うのも、メモでも、心の中だけでもいい。大切なのは、“主語を自分に戻す”時間を持つこと。今日の小さな「これが私らしいかも」が、明日の迷わない選択につながっていきます。
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